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紙漉き教室開催

職人仕事は出職と居職に分かれます。建築現場など現場合わせが必要な職人仕事は出職です。和紙作りはどこにも移動できない正に居職の典型です。それを敢えて出職の仕事にしました、どこにでも伺い和紙・紙漉き教室開催致します。

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欧州紙漉き騒動記




海外紙漉きの始まりは1998年



長女が「あそびの木少年少女合唱団」に参加したのは92年からで、
暫らくして私の職業が合唱団主宰者の目に留まり、合唱団の合宿の際に紙漉き指導と、
生活全般のサポーターになっていった。

合唱団メンバーは、94年に私の手作りによる色紙半分サイズの簀桁をはじめとする
紙漉き道具一式を持って、ハンガリーに渡り演奏旅行をした。
合唱が主であるが紙を漉く日本文化も伝えるために。勿論紙漉き指導が出来るほどの
腕前に育て上げたのは言うまでもない。


それから4年後の98年3月に、合唱団は2回目のハンガリー演奏旅行を企画した。




ハンガリー第二の都市デブレッツェン市主催の“春の祭典”に参加するとの事である。
その際に「私たちは合唱で参加、田村さんも〝春の祭典“に紙漉きで参加しませんか?」
と案内を受けた、首都であるブダペシュトでも現地の子どもたちとの交流会で紙漉きの
紹介もできるのでどうですかのお誘いに調子に乗ってこのお誘いに乗ってしまった。
紙漉き教室を始めて六年がたち、ある程度の自信がもてた時でもあった。また、
毎年富士山麓で開催される同人寸沙主催の「子どもキャンプ」四泊五日でも、
紙漉き指導と生活全般のサポーターとしても参加しているのが自信となっていた。

「子どもキャンプ」の主催者である木村はるみさんは我が国を代表する幼児教育の
プロフェショナル、ハンガリーの教育システムにも造詣が深い方である。
木村さんの紹介でハンガリーに住むサライご夫妻と知り合うことが出来た。
合唱団とは別にハンガリーの田舎(失礼!)の小学校2校で紙漉き教室を開催する
話も進んだ。これは「行くしかない!」と後押しされたようなもんである。


案内役であるサライ・チャバさんは、日本で数年暮らしたことで日本語を理解し話も
出来る。私は?と言えば、語学はできないので通訳の方の力を借りなければいけない
立場である。偶然、チャバさんが東京滞在中という幸運が重なり事前に会うことが出来た。
待ち合わせ場所は大田区の小学校前。紙漉き指導の予定があり、同行してもらった。
それが初顔合わせというのもなんとも大胆である。
4年間連続して開催している学校での紙漉き授業をビデオ撮影してハンガリーの小学生に
紹介するという私の依頼に校長先生は、快く取材OKの返事をしてくれた。ハンガリーの
小学生たちに私が何を伝えたいのか分かってもらえたら・・・・という思いや、
紙漉きの要点を通訳してもらうことで事前勉強にもなるしということで、
チャバさんは協力的で積極的だった。
子どもたちは外国人のゲストであるチャバさんに、ハンガリーの子どもたちの様子を
質問攻めにするなど素敵な国際交流の時間が生まれた。

その際に漉き舟の現地制作をチャバさんにお願いした。道具の寸法を測るチャバさんの
真剣な目は企画の成功を確信させるものであった。器用なチャバさんはハンガリー帰国後、
あっという間に漉き舟を作ってしまったとの事。叩き棒も叩き台もである。
のちに知ったことだがハンガリーのオリンピック代表選手でヨットマンである
チャバさんは何でも手作りできるクラフトマンでもあった。


初めての海外紙漉きは自費による渡航であり、それに対する満足度を考えながらも
躊躇する自分がいた。(取り止めを考えたわけではないが)



合唱団の演奏旅行企画を担当する旅行社ワールドクリエーションの社長が
「せっかくヨーロッパに行くのだから・・・」と、紙漉き教室をハンガリー
4ヵ所だけでなく、拡がりをつなげてくれた。旅行社の支店が在るスウェー
デンに打診して紙漉き教室開催を決めてくれた。
ラトビアの日本語学校にも打診してくれて2ヵ所増えることになった。
現地での移動・宿泊・食事は招待によるという企画にしていただきとても
嬉しかった。これで都合6ヵ所での紙漉き教室開催が日本にいる間に決まった。
そして、FAXで春の祭典のデブレツェンとラトビアに持ち運びの難しい「漉き舟」の
制作依頼をした。
スウェーデンは担当者が女性であったことを勘案して、持参の道具を運ぶ入れ物を
代用して紙漉きができるように工夫した。



ついでなどと言うと語弊があるが念願のイタリア旅行の企画も進めた。


その名も「ダビンチを訪ねて」


大した企画ではないが、自分のなかで大きく膨らませた後半のイベントにした。




        






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テーマ:ワークショップ - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2011/08/14(日) 20:20:20|
  2. 出張紙漉き教室
  3. | コメント:0
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